喫煙者を1週間禁煙させてメラトニン25mg服用すると、という報告があります。


前述しましたようにメラトニンは、日本では販売されていません。しかし、日本で認可されていない医薬品でも、医師が厚生局を通じて厚生労働省から薬監証明を取得して合法的に輸入し、日本国内で処方薬として治療に使うことが可能は制度があります(文献4)。メラトニンはアメリカではサプリメントとして使われていますが、日本では神経ホルモン剤として医薬品の扱いになります。


これは眠気やふらつきなどの副作用が生じる可能性があるためです。

バナナは100g中15mgのトリプトファンを含有しているほか、ビタミンB6、炭水化物のすべてを含んでいるため、効率的にセロトニンを生成します。セロトニンが分泌されると、睡眠を促すホルモンであるメラトニンが作られます。

一方、個人で輸入することは可能です。Googleサーチで、メラトニンを探せば、多くのサイトが現れます。冒頭の写真も、私が個人としてというサイトから購入したものです。

体内で睡眠に深く関わるホルモン(メラトニン)の受容体に作用し、自然に近い生理的睡眠を誘導し、不眠症における入眠困難などを改善する薬.

すなおクリニックでも、上記の制度を用いてメラトニンを処方することを考えています。その中で、どの製品が良いのかということを調べていくうちに、昨年アメリカの臨床睡眠医学会の学術誌(Journal of Clinical Sleep Medicine)に掲載されている論文に出会いました。この論文の要旨の抄録の結論の部分を以下に示します。

メラトニンにはほかにも有用な役割がたくさんあります。エネルギーの活性化、気分の改善、ナチュラルキラー細胞の増加、そして非常に強い抗酸化力です。
人間は生きていく上で酸素を利用するのでその結果活性酸素ができてしまいます。この活性酸素が徐々に体を錆びつかせているのです。体の錆びつき、すなわちDNAへのダメージがすべての病気の原因となります。メラトニンは非常に強い抗酸化力を持った物質なのです。これだけでも摂取する意義が十分あります。

健康成人(22例)を対象に、ラメルテオン16mg注)をワルファリ

Melatonin Natural Health Products and Supplements: Presence of Serotonin and Significant Variability of Melatonin Content
メラトニン自然健康プロダクトとサプリメント:セロトニンの混入とメラトニン含有量の非常に大きな変動
Lauren A.E. Erland, MSc, Praveen K. Saxena, PhD

通常、成人にはスボレキサントとして1日1回20mgを、高齢者には1日1回15mgを就寝直前に経口投与する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1.本剤は就寝の直前に服用させること。また、服用して就寝した後、睡眠途中で一時的に起床して仕事等で活動する可能性があるときは服用させないこと〔17.1.1、17.3.1参照〕。
7.2.入眠効果の発現が遅れるおそれがあるため、本剤の食事と同時又は食直後の服用は避けること。食後投与では、空腹時投与に比べ、スボレキサントの投与直後の血漿中濃度低下することがある〔16.2.1参照〕。
7.3.他の不眠症治療薬と併用したときの有効性及び安全性は確立されていない。
7.4.CYP3Aを中等度に阻害する薬剤との併用(ジルチアゼム、ベラパミル、フルコナゾール等)により、スボレキサントの血漿中濃度が上昇し、傾眠・疲労・入眠時麻痺・睡眠時随伴症・夢遊症等の副作用が増強されるおそれがあるため、これらの薬剤を併用する場合は1日1回10mgへの減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察すること〔10.2、16.7.2参照〕。

ン(CYP1A2基質、CYP2C9基質)1日1回1~15mg(至適用量)と7

BZ系薬剤は、幅広い分野で長い間使い続けられてきましたが、現在ではBZ系に代わる薬が発売されており、副作用が問題となるBZ系薬剤を使わなくても治療ができる時代になっています。

現在、下記の薬剤が使用されており、以下の特徴を持ちます。

(1)メラトニン受容体アゴニスト
一般名:ラメルテオン(商品名:ロゼレム)

(2)オレキシン受容体拮抗薬
一般名:スボレキサント(商品名:ベルソムラ)
一般名:レンボレキサント(商品名:デエビゴ)

メラトニンは非常に安全で依存もありません。諸外国では街中で購入でいるのですが残念ながら日本では買えません。日本で購入するにはサプリメントとして通販かクリニックでの購入ですが、まずはクリニックでしっかり説明してもらってから購入するのが無難でしょう。
日本ではわざわざメラトニン受容体に作用する薬が睡眠薬として用いられてますが、威力を発揮するにはメラトニンそのものの方がよいのです。
使い方としては寝る1時間ほど前に服用します。通常のタイプと徐放タイプ(長く効くタイプ)がありますが、朝までしっかり寝るには徐放タイプが良いです。
使用量は個人差があるのですが、最初は1-2mgから開始するのが無難でしょう。熟睡できないようなら徐々に量を増やし20mg程度までは全く問題ありません。それ以上大量に飲むと寝起きが悪くなります。外国のサプリメントでメラトニンマックス60mgというのがありました。安全なことの証明ですね。ハル〇オンマックス50mgなんてありませんからね。


健康成人(22例)を対象に、ラメルテオン16mg注)をワルファ

一方で、メラトニンには上記の2番めの効果として、体内時計をずらす作用もあります。例えば、夕方4時5時ころに少量(0.5mgから1mg)を服用すると、服用直後に眠気が出るのではなく、通常の眠くなる時間が早くなるという効果を用います。これによって、寝付きの悪い人の寝付きが良くなるということもあります。(寝付きの悪さは、必ずしも睡眠時間帯だけの問題ではありませんので、必ず効果があるわけでもありません。)このような利用法は、体質的には夜型人間だが、早く床に入る習慣がある人などには、より効果が高いと思います。(関連項目: 朝型夜型質問紙とは?)また、この効果をつかって、時差ボケ(ジェットラグ症候群)を軽減させることも行われています。

リン(CYP1A2基質、CYP2C9基質) 1 日 1 回 1 〜15mg(至適 ..

(今回調べた31製品の)メラトニン製品のうち71%の製品が、ラベルに示されている含有量の10%以内の値を満たしていなかった。更に26%の製品には、セロトニンが含有されていた。(メラトニンはセロトニンから体内で作られ、セロトニンを過剰に服用すると健康被害が出る可能性がある。)臨床医師も患者も、睡眠障害に用いるサプリメントに対する品質について、信頼をおけるということが大切なことである。これを達成するためには、製品を製造する会社は、メラトニンサプリメントの製造において、ラベルに示した含有量の正確性だけでなく、セロトニンのような物質が混入しないということもにより製品管理を厳重に行うことが要求される。

食べ物から摂取したトリプトファンは、日中は脳内でセロトニンに変化し、夜になると睡眠を促すメラトニンに変化します。 ..

メラトニンは脳の松果体というところから出るホルモンで体内時計として、睡眠・覚醒のリズムをコントロールします。
分泌にはリズムがあり朝低く、夜高くなります。30代後半から徐々に低下してきます。メラトニンが不足してくると深い睡眠が障害されます。
中高年の方で眠りが浅い、起床時に寝た気がしない、何度も起きるのでトイレに行く、という経験をお持ちの方は多いと思います。
睡眠が不足すると眠いだけではなく、ちょっとしたことでカゼをひきやすくなります。睡眠不足はもっとも大切な体の抵抗力まで低下させてしまうのです。

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論文を読むと、メラトニンの含有量は、ラベルに示された数字より、83%も低いもの(5分の1以下)から、478%(5倍近い)も多いものまで様々であったと書かれています。残念ながら、この論文には会社名は書かれておらず、どこの製品が良いものなのかはわかりません。

Mercola Zinc plus Selenium / 亜鉛 + セレン 15mg 30カプセル

(禁忌)
2.1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.2.イトラコナゾール投与中、ポサコナゾール投与中、ボリコナゾール投与中、クラリスロマイシン投与中、ボノプラザン・アモキシシリン・クラリスロマイシン投与中、ラベプラゾール・アモキシシリン・クラリスロマイシン投与中、リトナビル投与中、ニルマトレルビル・リトナビル投与中、エンシトレルビル投与中の患者〔10.1、16.7.2参照〕。
(重要な基本的注意)
8.1.本剤の影響が服用の翌朝以後に及び、眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事させないように注意すること〔17.3.1参照〕。
8.2.症状が改善した場合は、本剤の投与継続の要否について検討し、本剤を漫然と投与しないよう注意すること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1.ナルコレプシー又はカタプレキシーのある患者:症状を悪化させるおそれがある。
9.1.2.重度の呼吸機能障害を有する患者:重度呼吸機能障害を有する患者を対象とした臨床試験は実施していない〔17.3.1参照〕。
9.1.3.脳器質的障害のある患者:作用が強くあらわれるおそれがある。
(肝機能障害患者)
9.3.1.重度肝機能障害のある患者:スボレキサントの血漿中濃度を上昇させるおそれがある〔16.6.3参照〕。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(ラット)では、交配前、交配期間中及び妊娠初期に臨床曝露量の70倍を投与した場合、黄体数減少、着床数減少及び生存胎仔数減少が、妊娠期に臨床曝露量の86倍を投与した場合、胎仔体重減少が認められた。また、妊娠から授乳期に臨床曝露量の49倍を投与した場合、出生仔一過性体重低値が認められた。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)でスボレキサントが乳汁中へ移行することが報告されている)。
(小児等)
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(高齢者)
患者の状態を観察しながら投与すること。一般に高齢者では生理機能が低下している(高齢者での薬物動態試験において、非高齢者と比較して血漿中濃度が高くなる傾向が認められている)〔16.6.1参照〕。
(相互作用)
スボレキサントは主に薬物代謝酵素CYP3Aによって代謝される。また、弱いP糖蛋白(腸管)への阻害作用を有する〔16.4参照〕。
10.1.併用禁忌:
イトラコナゾール<イトリゾール>、ポサコナゾール<ノクサフィル>、ボリコナゾール<ブイフェンド>、クラリスロマイシン<クラリシッド>、ボノプラザン・アモキシシリン・クラリスロマイシン<ボノサップ>、ラベプラゾール・アモキシシリン・クラリスロマイシン<ラベキュア>、リトナビル<ノービア>、ニルマトレルビル・リトナビル<パキロビッド>、エンシトレルビル<ゾコーバ>〔2.2、16.7.2参照〕[本剤の作用を著しく増強させるおそれがある(スボレキサントの代謝酵素であるCYP3Aを強く阻害し、スボレキサントの血漿中濃度を顕著に上昇させる)]。
10.2.併用注意:
1).アルコール(飲酒)〔16.7.1参照〕[精神運動機能の相加的な低下を生じる可能性があるため、本剤を服用時に飲酒は避けさせること(本剤及びアルコールは中枢神経系に対する抑制作用を有するため、相互に作用を増強させるおそれがある)]。
2).中枢神経抑制剤(フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体等)[中枢神経系に対する抑制作用を増強させるおそれがある(本剤及びこれらの薬剤は中枢神経系に対する抑制作用を有するため、相互に作用を増強させるおそれがある)]。
3).CYP3Aを中等度に阻害する薬剤(ジルチアゼム、ベラパミル、フルコナゾール等)〔7.4、16.7.2参照〕[傾眠・疲労等の本剤の副作用が増強するおそれがあるため、併用する際には1日1回10mgへの減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察すること(スボレキサントの代謝酵素であるCYP3Aを中等度に阻害し、スボレキサントの血漿中濃度を上昇させる)]。
4).CYP3Aを強く誘導する薬剤(リファンピシン、カルバマゼピン、フェニトイン等)〔16.7.2参照〕[本剤の作用を減弱させるおそれがある(スボレキサントの代謝酵素であるCYP3Aを強く誘導し、スボレキサントの血漿中濃度を低下させる)]。
5).ジゴキシン〔16.7.3参照〕[ジゴキシンの血漿中濃度を上昇させるおそれがあるため、本剤と併用する場合は、ジゴキシンの血漿中濃度をモニタリングすること(スボレキサントはP糖蛋白阻害作用を有する)]。
(過量投与)
13.1.徴候、症状
本剤の過量投与に関する情報は少ない。外国人健康成人に本剤120~240mgを朝投与した臨床試験で、用量依存的に傾眠の発現率及び傾眠持続時間増加し、脈拍数一過性低下する傾向がみられた。外国人健康成人に本剤240mgを朝投与した臨床試験では、胸痛及び呼吸抑制が報告された。
13.2.処置
過量投与時、血液透析は本剤の除去に有用かどうかは不明である(スボレキサントは蛋白質結合能が高いため、血液透析では除去されないと考えられる)、多剤服用の可能性を考慮する。
(適用上の注意)
14.1.薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
(その他の注意)
15.2.非臨床試験に基づく情報
15.2.1.ラットの2年間がん原性試験では、臨床曝露量の36倍の投与により肝細胞腺腫及び臨床曝露量の11倍の投与により甲状腺濾胞細胞腺腫の発現頻度が増加したが、これらの変化はげっ歯類に特異的な肝酵素誘導及び甲状腺ホルモン産生増加の二次的な変化と考えられた。一方、rasH2トランスジェニックマウスでは、臨床曝露量の105倍までの用量を6ヵ月間経口投与しても、がん原性を示唆する変化は認められなかった。
15.2.2.ラットの2年間がん原性試験において、臨床曝露量の11倍(雄)及び18倍(雌)以上の用量で網膜萎縮の発現頻度が増加した。薬効量を大きく超えた用量のオレキシン受容体拮抗薬をラットに投与すると明期における覚醒時間増加したこと、スボレキサントを投与した有色ラットの網膜萎縮の発現はアルビノラットよりも遅く、その発現率及び重症度も低かったことが報告されている。さらに、イヌに臨床曝露量の84倍を9ヵ月間投与しても網膜変化はみられていない。これらのことからラットがん原性試験でみられた網膜萎縮は、アルビノラットで自然発生的に生じることが知られている加齢及び光誘発性の網膜萎縮の発現頻度が、スボレキサントの薬理作用を介した網膜への光照射の増加により増加したことを反映した、ラット特有の変化と考えられた。
(取扱い上の注意)
光及び湿気を避けるため、PTPシートのまま保存し、服用直前にPTPシートから取り出すこと。
(保管上の注意)
室温保存。

バナナは100g中15mgのトリプトファンを含有しているほか ..

MT1には、1,2両方の働きがあるようです。また、睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠がありますが、MT1はレム睡眠に対する、MT2はノンレム睡眠に対する影響があるようです(文献3:図も)。これらの作用を利用して、メラトニンを不眠症治療、睡眠の改善にもちいることが行われます。

セロトニンが分泌されると、睡眠を促すホルモンであるメラトニンが作られます。

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2.その他の副作用
1).心臓障害:(頻度不明)動悸。
2).胃腸障害:(頻度不明)悪心、嘔吐。
3).一般・全身障害及び投与部位の状態:(1~5%未満)疲労。
4).神経系障害:(1~5%未満)傾眠、頭痛、浮動性めまい、(1%未満)睡眠時麻痺。
5).精神障害:(1~5%未満)悪夢、(1%未満)異常な夢、入眠時幻覚、(頻度不明)*睡眠時随伴症、*夢遊症、*傾眠時幻覚、不安、激越。
6).皮膚及び皮下組織障害:(頻度不明)皮膚そう痒症。
*)海外臨床試験でみられた副作用。高用量(成人:40mg、高齢者:30mg)投与群を含む。

メジコンの薬価(2024年8月調べ)は、以下となります。 ・メジコン錠15mg 5.7円

MT1とMT2に対する作用が、睡眠に関連したものです。MT1とMT2の働きは、必ずしも十分に解明されているとは言えません。しかし、メラトニンの睡眠に対する影響は、大きく分けると2つあります。

マイスリ―の副作用頻度は、

トリプトファンが多く含まれている食材は主に、豆腐・納豆・味噌・しょうゆなどの大豆製品、チーズ・牛乳・ヨーグルトなどの乳製品、米などの穀類などです。その他、ごま・ピーナッツ・卵・バナナにも含まれています。また、肉や魚にもトリプトファンが多く含まれますが、動物性たんぱく質に含まれるBCAAというアミノ酸はトリプトファンを脳へ取り込みにくくするため、植物性たんぱく質から摂ることをおすすめします。ただし、動物性たんぱく質も「炭水化物(穀類、いも類、果物など)」と「ビタミンB6*」を一緒に摂ると、血糖が上昇してBCAAが筋肉に作用するため、脳内でのトリプトファンの合成が促進されます。つまり、バランスよく主食・主菜・副菜を揃えて食事をすることで、必要とされるトリプトファンは摂取できます。